仕組み化スキルの理解ですっきりしたマネジメントの方法〜15分であなたの会社のマネジメントが改善され業績up間違いなし〜
はじめに
仕組み化は、めちゃくちゃ需要なものになってきます。マクドナルドは、1940年にマクドナルド兄弟が創業して、現在37,241店舗(2017年時点)になっているのは全てがマニュアル化にしているからです。
つまり、それほど重要なわけです。
こんな人にオススメ
- マネジメントに悩んでいる人
- トップ営業マンがいて営業の効率化ができていない人 など
結論
「マニュアル化は、人やお金が要らなくなる経営拡大の最低条件」
仕組み化
まず、仕組み化を事業スピードと収益性を保ったままの拡大を行う為の方法と定義します。
通常、仕組みが無いところは1人で100万売上があると、5人になるとスピードも落ち、10人になると売上を売上を10人で分けている為、どんどん縮小していくことになり、結果潰れていきます。
一方で、仕組みがある会社は1人で100万なので100人いると1000万になる、これが仕組み化になります。
モチベーションケアをしない
事業をする上で一番疲れるのがモチベーションケアです。なので必ずトップダウンになる必要があります。
日本の多くの会社は、後輩のモチベーションケアの為に仕事終わりに飲みに行って「期待してるぞ」と言ったりします。しかし、人のモチベーションは長く続きません。なぜなら、翌日に彼女と喧嘩して別れたり、友人と喧嘩したりしたらモチベーションはすぐに下がります。
つまり、モチベーションは外部に左右されるものとなります。
マニュアル化とタスク化
では、どのようにしてマニュアル化とタスク化をするのか?
上の図を見てください。
例えば、マクドナルドはお客さんが来たらAさんがレジ打ちをしてレシートを渡し、Bさんがその商品を作って、Cさんが商品が出来上がるまでにドリンクなどを作って、商品が出来上がったらそれを提供する。
このようにして誰が何をやるかマニュアルを作り、タスクを徹底します。
ビジネスで大切な思考法
このマニュアル化とタスク化を徹底するには持っておかなければならないマインドがあります。
それは、1人の顧客に特別対応をしない事です。
なぜなら、1人1人に個別の対応をしていると企業は成長することができません。
なので、どんな事業をするにおいても「もし、1000人だったら?」という風に考えます。そうする事で、1人で1000人の顧客を相手にする様な仕組みを設計する事ができます。
- 例えば、メールを1人1人返信していると1000人いたらキリがありません。なのでメール対応を定型文化し、定型分だと人間味がなくなるのでハッピークロージングをします。ハッピークロージングとは、文末に「今年も暑い日が続いていますが、熱中症に気を付けてお過ごし下さい。また、何かあったらいつでもご相談ください。」などの様に書く事です。
- また、何か情報を更新する際に多くの人はPDFにまとめて送信しますが、情報が更新されるたびにいちいち送らないといけないので最初からフォーラムかして、サイトのURLを送っておけばそこを確認するだけでいつでも見る事ができるので、管理を楽にする事ができます。
トップ営業マンを作らない
トップ営業マンを作らない仕組みを作る事が大切です。
なぜなら、トップ営業マンがいる会社はその人がいなくなると営業が取れないという事だからです。
なので、誰でも営業が取れる様な仕組みを作らなければなりません。
これは、僕も自分で考えていたのですが、動画で新人研修・営業活動を行う事で徹底的な効率化になり、その動画の後にテストをし合格した人だけが営業に行ける仕組みにします。
多くの会社は、上司が一緒に部下と営業に回ったり、付きっきりで営業研修してますよね。しかし、それをすると時間がかかり効率が悪いです。
会社にとっても新入社員にとっても良いです。
また、営業で一番重要な事はお客様に選ばれる事ではなく、こちらがお客様を選ぶ事です。
どういう事か?
通常、アポを取ると「来週の水曜日なら」とか、「明後日の15時なら」など待たされますよね。その日数が物凄くもったいなくなってきます。なので、営業の効率を上げる為に2つの事をチェックしておかなければなりません。
- 会う期間を縮める。
- クライアントの温度感を確かめる。
この2点の効率化をする為にどうするか?
⇒動画のURLを送る。
動画を送る事で会うまでの期間の無駄を無くし、分からない事があれば問い合わせてもらうか当日に聞く、また、ただ聞きたいだけなのか、それとも結構興味があるのか、その温度感を確かめる事もできます。
この様にする事で営業の効率化を図ります。
このやり方を断られる様な客は断る方が良いです。なぜなら遅れすぎているからです。
マネジメントの仕組み化
会社はそもそも組織でマネージャーはその会社で働く一個人であり、「こんな事やりたい」などの自己実現を個人から受け、会社は報酬や「こんなプロジェクトやってみる?」などの機会や地位を与えています。
それと同時に組織は、社会に対して個人の自己実現に合わせて社会貢献をしたり、社会がそれに対してお金を払って会社の存続や発展に貢献してくれています。
ここで言うマネージャーは、その組織を機能させる事が役割です。
同一マネジメントをしない
先程の自己実現は、人によって全く異なります。しかし、多くの人は自己実現が人によって異なるのに同一マネジメントをしています。
例えば、「Aさんは出社しないけど良い成績を残している」一方で「Bさんは出社しないと寝てしまう」など勤務態度も異なるので、管理体制も人によって変えなければなりません。
ここまで聞くと「同一マネジメントはダメだけど1人1人管理しなければいけないのに個別でしてると時間が無い」。なんだか矛盾してる様に感じますよね。
大丈夫です。人の管理は大きく3つに分けることが出来ます。
マネジメントの割り振り方
- 安定目的:バックオフィス系の職種の人に多く見られる(経理など)。家族構成によって多く見られる。
- 金銭目的:営業職や成果報酬制に多く見られるもので、人参ぶら下げるとそれを求めて走り続ける人。
- 自由目的:エンジニアやプログラマーに多く見られる。
安定思考の人に成果報酬制を取っても安定が欲しいので辞めていってしまいますし、金銭目的の人に安定を謳っても辞めてしまいますし、自由目的の人に1000万上げても興味が無いので辞めてしまいます。
なので、この3つの型に従業員を振り分けて仕事を振り分ける事が大事になってきます。
まとめ
「モチベーション=パフォーマンス」に左右されない=人に依存しないという事になります。トップ営業マンに頼っている会社は弱いです。
ですから、しっかりとマネジメントも営業も仕組みを作る事で効率化する事が出来ます。
では、また👋